家族が主役!パン屋さんのリノベーション2

新緑がみずみずしいですね!

わが家はGWに宮ヶ瀬湖というところに出かけました。
毎年のことながらマイナーな場所狙い(宮ヶ瀬の皆さん失礼します)で
でかけたのですが、バッタリ知人に会って一緒に遊んだりして、
楽しく過ごしました。

さて、今年のGWは家のことをするのが楽しみ、とおっしゃっていたN様邸の
ご紹介、後半です。

         

題名にあるように、じつはN様の奥様はパン屋を営まれています。
吉祥寺周辺のいくつかのカフェで買うことができますし、パンを介した
人気イベントも主催されています。
(我々も何度となくパンを頂いてしまいましたが、みっしりして満足感のある
美味しいパンなんです~!)

そんなN様邸ですので、キッチンには様々なご要望がありました。

★パンを捏ねる大きな台(数人でかこめるように)を設置
★オーブン、冷凍庫置き場の確保
★小麦粉(25kgを5~6袋)のストックする場所

そのほかに通常の家庭用冷蔵庫、電子レンジ、ゴミ箱などが必要になります。

BEFORE
既存はコンパクトな1800サイズ。キッチン内に洗濯機置き場がありました
060_20170511132220d14.jpg

038.jpg

そして写真では分かりにくいのですが、こちらのマンションはリビングに対して45度
斜めにキッチンが配置されているので、室内に三角形ができるというネックが!

空間をムダなく使うためにオーダーキッチンにする方法はあるのですが
コストや春に新生活を始められるように工期を考えたとき
既製品と造作とを組み合わせる 方法に行き着きました。


AFTER
008.jpg

リビングに対して45度傾いたキッチンと平行に、ステンレス天板の
大きな造作の作業台をもうけました。
右側に見えている棚がオーブン置き場。
下はお手持ちのゴミ箱が入るように高さを設定しています。


キッチン側から見たところ。
作業台はあえてOPEN収納に。手前は内部にコンセントをもうけたので
電子レンジ置き場として使えます。
009_2017051114054450d.jpg


そして、中央には頑丈なワゴンが仕込まれています!
ここに小麦粉がストックされます。
011_201705111350384e1.jpg


キッチンの奥から振り返ると…
こちらに冷凍庫置き場。上部も可動棚にして活用します。
012.jpg


さて今回のキッチンはクリナップ製。
ナチュラルな面材が無垢床とも違和感なく共存しています。
シンク上はたくさんお使いになるザルやボウルをぬれたまま置けるよう
プルダウン式の水切り棚に。
170.jpg


キッチンを既製品にすることでコストを抑え、造作工事で変形の空間を
吸収します。コンロ脇に台形の棚を造りました。
166.jpg


今回も各職人さん方が腕をふるってくれました。
26.jpg 
599B20A8-36DE-4569-B3A9-6454194A91D2.jpg


中でも圧巻はこちら…
難しい家具、見事にぴったり組みあがりました。
木という素材の持つ柔軟性にもあらためて感慨をうけました!
29_20170511144127ea7.jpg 801B5219-3600-4A8E-9969-77F5AE291C44_20170511144129c8b.jpg
F1DD7F01-A227-41A7-8CF4-D25F4B1269EE.jpg 04760253-845D-4E90-925D-413065B14278.jpg


こんな場合にわたしたちが使う『造作』とは、既製品や、家具屋さんが
寸法通りにオーダーで製作したものを納めるのではなく
『大工さんが現場にあわせてその場で造って組む』ことを指します。

前者にくらべてローコストで出来るのが魅力ですが、今回のN様邸では
変形だったこともあり、精巧にできています。

         

と、このように我々にとっても思い入れのあるキッチン。
当初この記事の題名を「キッチンが主役…」としようと思ったのですが、
変えました。

なぜなら、N様にとってキッチンはきっと大事な場所ではあるけれど
お風呂や、洗面や、空間や、素材や、窓の外の風景や、
すべてを構成する好きなもののひとつではないかな、と思ったからです。

完成内覧会に来られた方々のアンテナにかかる場所がいろいろだったように
ご家族ひとりひとりのお気に入りポイントはそれぞれなはず。

ご主人さまがお引渡しのときにとても嬉しいことをおっしゃっていました。
「以前は仕事で遅くなったとき、子供の写真を見て癒されていたけれど
家を造り始めてからは、出来ていく家の写真をみて『よし!』と
自分を奮いたたせていた」と。
(なのにブログ更新がまばらですみませんでした~っ!)

このGWには家をカスタマイズするのが楽しみとおっしゃっていたN様。
ここから家具が入り、本棚がいっぱになり、パンやコーヒーの香りがして
そして本当に世界にひとつのN様邸になっていくのが楽しみです。

やっぱり、『主役は家族』です!


N様、今回は本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!



Naomi.A






15:07 | マンションリノベーション | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

家族が主役! パン屋さんのリノベーション 1

前回リノベーション中ですとお伝えしたN様邸が、先日無事にお引渡しとなりました。

最終日にはご厚意により、完成見学会を開催させていただきました!

同じマンション内のみの開催でしたので広く告知はしなかったのですが
多くのみなさまにお越しいただき、盛況でした。

IMG_4437_20170428115047a8b.jpg


同じマンション内での開催の良さは
「うちと同じ間取りなのにこんな風にもできるのね!」
とビフォー&アフターが頭に描きやすいところです。

ご案内して感じることは、住人の皆さまが反応されるポイントが
本当に十人十色であること。

3LDK⇒2LDKになったことでの「空間」の広がりに着目される方、
水廻りの間取り変更に関心される方、
収納、床材、給湯器まで!

その着目ポイントが、つまりその方の「なんか好き」であったり
「不便!」と感じでいたり、「気になる」…つまり「自分にとって大事なことろ」
なんですよね。

そして…
空間も、間取りも、収納も、素材も
「全部好き」に造ることが出来るのがリノベーションの最大の魅力です。

~~ それではN様邸のビフォー&アフターをご覧下さい ~~


BEFORE
026_20170501093638e54.jpg


AFTER
002_20170501131413f7a.jpg
無垢のフローリング、塗装仕上げの壁と天井




BEFORE
009_201705010936410bb.jpg


AFTER
015_2017050110030286b.jpg
入り口のドアをあえて取りはらい、視界が開けた玄関




BEFORE
029_2017050110070701e.jpg


AFTER
017_20170501100749408.jpg
和室は既存を利用しつつ、木部を濃い色に着色、壁は珪藻土で白く

9_201705011318008e1.jpg
奥には家具を置けるよう一部に床を造りました。




BEFORE
042_20170501101019d4d.jpg


AFTER
014_20170501101209103.jpg
浴室も大切な時間をすごす場所。
洗面化粧台はお手持ちの鏡を組み合わせて造作しました。

013.jpg
キッチンにあった洗濯機はこちらに移動。




BEFORE
041_20170501102129119.jpg


AFTER
023.jpg
選ばれたクロスやアクセサリーで雰囲気ががらりと変わりました。




BEFORE
014 (2)

AFTER
005_2017050110361971d.jpg
そして、このリビングの壁一面の本棚。


見学会当日はこんな風にしてお披露目しました!
DSC_0002.jpg




じつは当日の朝、N様ご夫妻がお手持ちの本をディスプレイして下さったんです
本があることで空間が生き、お越しいただいた方にも評判でした!
1_20170501092021e13.jpg


この春からご家族4人、新生活をスタートされたN様。
賃貸や新築購入なども含めた「住まう」様々な形がある中で
家への想い、ご予算、タイミングetc.を自分で選び、叶えることができる
リノベーション。
本当に良い選択をされたな、と手前味噌ながら思ってしまいます。

長くなってしまったので、さらに想いの詰まったキッチンのお話は
次回お届けいたします!



Naomi.A


18:18 | マンションリノベーション | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

絶賛リノベーション進行中!

SAKURA_2017040416253218d.jpg

入園、入学、入社式…
今週という方も多いのではないでしょうか。

このシーズンに桜が咲いていることは数年に一度くらい(アサクラ調べ)。
満開の桜の下でのスタート、楽しみですね


さてさて、バタバタしていて全然アップできていませんでしたが、ただいま
絶賛リノベーション中でございます。

BEFORE
026_20170405095125209.jpg


ご夫妻と小学生の息子さんお二人の4人家族のN様。
この春リノベーションで新しい暮らしをスタートされます。
築年数は経っているものの環境の良いこちらのマンションにはもともとご友人が
お住まいで、室内についても素敵なご友人宅を参考にイメージができていました。

もともと3LDKだった間取りを広々リビングの2LDKに間仕切り変更します!

解体後
IMG_0764_20170405101126673.jpg


ちなみに今回は『天井あらわし』、つまり既存の天井をとりはらってコンクリートの
躯体そのままの仕上げとなります。
でもコンクリートより明るく、より「仕上がった」雰囲気となるのが塗装仕上げ。

じつはこの天井、N様自らが施工されたのです!
塗装のお仕事をされていたというご友人と一緒に、ご主人さまが2日に渡って
作業して下さいました。
どうでしょう、この丁寧なお仕事と仕上がり
6B8CA841-B4D4-4195-9E8F-23E31C89BD15.jpg


天井が上がって白くなると、部屋も広く明るく見えますね。
こちら、リビングに面した子供室への入り口の脇には…
6FCA9694-8CA9-4376-B101-5A1CE6370BDB.jpg


天井までの本棚を立ち上げます(施工中)
23FD7FF3-3AFD-406F-BD3B-0C06FCF2664D.jpg


塗装屋さんが木部用の色を調合しています
CB36B817-CA68-45A0-94BC-B27E2FAC86F5.jpg


もう一人の塗装屋さんはひたすら壁下地を整えていました。
コンクリート表しなど凹凸のある部分を塗ってもラフさが様になる
塗装仕上げですが、新たな壁に塗る場合はやはりプロの技が光ります。
下地に時間と手間をかける贅沢な仕上げとも言えます!
2237ACE3-8E75-4AB2-9998-BB4CE1C68A1C.jpg

大工さんの技が光る造作家具のお話など、また次回お届けします!


Naomi.A


17:27 | マンションリノベーション | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

現場進行中!

2017年の最初のひと月が風のように去り、
早節分を迎えました。

日差しにぬくもりを感じる日もありますが
朝晩はやはり冬らしい冷えこみが続いております。
そしてめちゃくちゃ空気が乾燥しています!!カラっカラです!
受験シーズンはいつだってインフルエンザとの戦い。
受験にもウイルスにも打ち勝って、
桜の季節に向かって邁進できますように!

築40年超のマンションのリフォーム工事が進行中です。
間取りの変更はほとんどありませんが、
水廻りの設備機器の交換と、建具や内装の一新。
リビングにはシステム家具の計画も。
松井邸1月20日 004
初日は解体工事。
キッチンがあったところからLDを見たところ。
今回はこの壁の一部をオープンにして、キッチンに解放感とLDとのつながりを持たせます。
松井邸1月25日 031
水廻り設備の中で、いちばん乗りはシステムバス。
お施主様とショールームを見学して決めた浴室が組み立てられていきます。
松井邸1月25日 059
ご年配のお母様がお泊りにいらしたときに備えて、手すりも設置しました。
松井邸2月2日 033
そして二番乗りはシステムキッチン。
奥様が悩みに悩んで選ばれた、清潔感あふれる白いキッチンです。
飽きが来なくてふところが深い色、ホワイト。

住宅には、実に様々なアイテムがあり、そのひとつひとつを検討して決めてゆくことは
ほんとうに根気が要ります。

ご家族それぞれの趣味嗜好、住空間への思い、リフォームで叶えたいこと・・・
現場でお施主様の気持ちを職人さんに伝えると、
言わずとも住まい手の使い勝手を考えて造ってくれていることがわかり、
ありがたいなぁと思います。

なかなか仕上がりを見られないで現場を後にする大工さんには、すべて仕上がった状態の写真を後日見せて
「お施主様に喜んでいただけましたよ!」と伝えるよう心がけています。
たくさんの人の手で仕上げてゆくリフォーム・リノベーション。
その手は、心が動かしています。


Yuka.I




15:58 | マンションリノベーション | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

海外の香りの住宅

2017、いつになく神社仏閣への参拝の多いわが家です。

お正月によく下町散策するのですが、今年も浅草に旅行に行きました。
区内に住んでいるのに、旅行です。
2日に分けて水道橋~秋葉原~浅草橋、浅草~蔵前など歩きまくりました。

朝早く観光客が押しよせていない時間に参拝して、地元の喫茶店で朝ごはん。
「しえ(冷え)きっちゃった」なんて言いながら入ってくるおじさま達に交じって
モーニングを食べたりするのが喜びです(笑)


そんな『和』も好きですが、こんな洋風の住まいも素敵ですよね。021_201701181641320d3.jpg

昨年末に竣工したK様邸です。

じつはK様は海外在住。
オリンピックで盛り上がったブラジルに今もお住まいです。
春に帰国される予定を見越し、昨夏の一時帰国時にご連絡をいただき
ぎゅっと凝縮した中でショールームやお打ち合わせをさせていただきました。

海外在住のお客様とのお打ち合わせは時々ありますが、今回はスカイプやLINEも
使い、12時間の時差のタイムラグを物ともせず(?)お打ち合わせが出来ました。
本当に便利な世の中になりました。

とはいえ大きかったのは、遠くはなれた海外にいながら設備を決定し、内装を選んで
いただいたK様のイメージ力、決断力です。

離れた場所でのお打ち合わせで一番のネックである「仕様決め」。
まずK様から「こんな風にしたい」というイメージのお写真を送っていただき
それを受けてピックアップした素材たちを写真で確認していただきました。
ストライプクロス2
ブルー系クロス1-3
カーペット-2
巾木の色アップ
薄曇りの日に窓際の自然光で、それぞれの素材を上から、窓側から、逆光気味に…と
多角的に写真に撮って選んでいただきました。

完成したお写真ではご満足いただけましたが、実際に空間を体感していただくのは
これから。喜んでいただけるとうれしく思います。



それではKさま邸のご紹介です!

ダイニングからリビングを見る
Rのついた間仕切壁は構造壁でとることが出来ません。
でもこれがまた全体のクラシカルな雰囲気に合っていますね。
017_201701181641308ab.jpg


キッチンは独立型。ご友人宅で見て気に入られたタカラ製です。
もともとは右奥に洗濯機がおいてあったのですが、場所はそのままに廊下から
使うかたちに変更。洗濯物がキッチンを行き来するのも不便ですものね。
それによってキッチン内の収納がUP!
009_2017011816412967f.jpg


廊下から使うことになった洗濯機はこちらに。
洗面脱衣室の目の前です。
033.jpg


じつはK様邸、もともと脱衣室がありませんでした。
浴室は大きかったのですが、廊下から直接入るかたちだったのです。
そこで今回は浴室をコンパクトにして、独立した洗面脱衣室ができました。
040_20170118164214dbf.jpg


浴室自体はふたまわりくらい小さくなってしまいましたが、シャワーの多いという
K様、ショールームでご覧になり「問題ないです」と!
042.jpg


同じく洗面室に押されて縮小したトイレも十分な機能と広さが取れました
039_20170118164213307.jpg


玄関です。
黒いつやつやの大理石、オーダーで造った框付きデザインの収納で
高級感がアップしています。
053.jpg


内部はもともとの深さを生かして、手前と奥とで棚板を分けました。
奥はストック、手前は普段使い…と収納量をフルに生かした使い方が
できます。
055.jpg


ご覧になって気づかれると思いますが、やはり色使いが違いますよね。
ベースのお部屋のベージュ(グレージュ)の壁、リビングは明るいイエロー、
水廻りはすこし表情をつけて…
と色を楽しまれているのに、ちぐはぐな感じがないこのセンスはやはり
長い海外生活で培われたものだろうと思います。

でも私が感銘を受けたのは、北米や南米、欧米とお仕事で世界中いろいろな
場所に住まわれたK様の柔軟さ。

正直海外での広いお部屋から比べ、日本の住まいは決して広くはありません。
ご家族4人、こちらでお荷物は入るだろうか、狭さは感じないだろうか…と
心配な気持ちもありました。

でもK様とお話していく中で、世界中回ってきたK様だからこその大らかさを
感じました。
住む場所にせよ、働く場所にせよ、「ここだけではない」ということをよく
知ってらっしゃるのだろうな。心はどこにでも行ける…というような。

飛躍しすぎかも知れませんが、そんなことを感じつつ楽しくやりとりをさせて
いただけました。

またご帰国されてお目にかかるのを楽しみにお待ちしております。
K様、ありがとうございました!


Naomi.A
17:10 | マンションリノベーション | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑