レトロアパート改修

連休が明けて一週間・・・
相変わらず気温の変化が激しい日々ですが、みなさま体調は崩されてないですか?

先週から始まった築60年のレトロなアパートの改修。
数年先には建替えが予定されているのですが、
オーナー様が海外からご帰国されるお嬢様ご一家の一時的なお住まいとして、
お手入れを弊社にご依頼くださいました。

内容は室内枠廻りや建具の塗装、クロスの張替、襖、障子の張替、
瞬間湯沸かし器やウォシュレット交換、ガステーブルの交換などなど。
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塗装屋さんから作業開始。
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部屋と廊下の間になんとも言えない欄間があります。
細竹が一本あしらわれています。


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塗装屋さんの次はクロス屋さん。
ペンキ仕上の壁の上からクロスが張られていたので
下地処理が少々大変です。
床は居室はすべて畳なので見えているのは畳の下の荒床です。


昭和30年、高度成長期の初期に建てられた、鉄筋コンクリート造4階建て(エレベーターはなし)。
当初は弁護士や官僚が住んだ高級集合住宅だったそうです。
表通りから少し引っ込んだ、緑に囲まれた場所に静かに佇んでおり、とても雰囲気があります。

中古マンションを手掛けてきた弊社でも、築60年の建物はたいへんめずらしいです。
海外暮らしの長かったご家族にとって、昭和の空気あふれる住空間は懐かしいと感じられるのか、新鮮に感じられるのか・・・
一時のお住まいであっても、クセになっちゃうかもしれませんね


Yuka.I




15:17 | マンションリフォーム | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

桃の節句

久しぶりに雨が降った翌日、桃の節句でございます。
今日は小春日和って感じですね。
花粉がけっこう飛んでいるそうです

1月半ばに着工したM様邸が、先日お引渡しとなりました。
もとは奥様のご実家でもあった築40年超のマンション。
ご両親様から大切に引き継がれ、リフォームして新しい一歩を踏み出されます。
そんな場面のお手伝いをさせていただけたことを、心から感謝いたします。

間取りの変更はないものの、ユニットバス、キッチン、洗面・トイレなど設備機器の総取替え、室内にあった給湯器もバルコニーに出し、追い焚き機能をつけました。
↓キッチンからの眺めbefore
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↓after
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壁の一部をオープンにしただけで見通しがよくなり、明るいキッチンになりました。

↓反対側から・・・before
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↓after:白いシステム家具は圧迫感なく収納力抜群!
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↓廊下からリビング入口ドア方面の眺めです。
m 038
左手はトイレのドア、その向こうは玄関収納の袖壁を利用して、荷物を受け取る際のハンコなどをちょこっと置ける棚と、スリッパラックを設けました。
右手は玄関正面のニッチです。

ドアを含め、全体的に白をベースカラーにしたので、家具やファブリックがどんな色でも合わせやすいと思います。

季節は春へ・・・
M様ご一家の新生活が、たのしく安らぎに満ちたものになりますように


Yuka.I


15:57 | マンションリフォーム | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

あたりまえの幸せ

台風や長雨で過ごしにくい日が多かった9月が終わってしばらく経ち、
やっと乾いた晴天の、過ごしやすい季節になりましたね。

まだ野菜の値段が落ち着いてこないのがナンですが・・・
農家のみなさんも懸命に生産されているはずで
感謝して作物をいただかなくてはと思います。

ふだん何気なく使っていてなくなると困るのが
「お湯」

ご年配のお客様から、給湯器の具合が悪くなったので修理か交換を頼みたい
とご連絡がありました。

築40年超のマンションで
屋内に給湯器が設置されています。

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伺ってみると、キッチン、洗面所、お風呂にお湯を送っている給湯器はかなり旧型で
修理では対応がむずかしそうでした。
リノベーションなどで配管をリニューアルする際に、屋内の給湯器をバルコニーに出すこともままありますが、
そこまでしない場合はやはり同じ場所で器具の交換工事ということになります。

このぐらいの築年数のマンションではよくある屋内設置式の給湯器。
下の階~上の階までダクトスペースが貫通し吹抜けになっている、
シャフトと呼ばれる空間に、各戸の給排気筒を通してあります。

屋内に大きな煙突室があるようなイメージでしょうか。

こうした設置条件に用いられるのは
密閉式燃焼器具であるFF式「強制給排気式」の給湯器です。
今回は器具の後方に排気筒が出ているFFB式「後方強制給排気式」の器具になります。

施工は東京ガスさんにお願いしました。
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さすが、ガスのプロ。
手際良く既存の給湯器を撤去し、慣れた手つきで部材を取り付けていきます。
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無事完了!


それぞれの場所からちゃんとあたたかいお湯が出るか試験をします。
「OK!」
数日にわたりお風呂に入れなかったお客様はようやく安堵の表情を浮かべられました。
暑くも寒くもない時期とはいえ、
ふだんあたり前のように金具をひねればお湯が出ていた生活が不自由になると
やはり心細いと言いますか・・・哀しくなりますよね。
さっそく今夜はたっぷりお湯を張った湯船に、肩まで浸かってくださいね


Yuka.I

18:01 | マンションリフォーム | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

トイレのリフォーム~便器セットの交換~

新年度、新学期がスタートして二週間ほどになりますが、
あたらしい世界へ漕ぎ出したみなさま、毎日いかがお過ごしですか?

街に目を向けると、ちいさなフレッシャーからおおきなフレッシャーまで、
初々しさをまといながら闊歩する姿にエールを送りたくなるとともに
「夜は早めに休んでね!」と老婆心がもたげます。
ま、ぼちぼちのんびり、歩んでまいりましょう


さて現場のおはなしです。
弊社へのご依頼ははじめて、の
近隣エリアの築40年超マンションのお客様より、トイレのリフォームのお仕事をいただきました。
当初はウォシュレット(洗浄便座)に不具合があり、その交換のみをご検討されていらっしゃいましたが、
15年前後使用されているので、この際だからと便器セット全体の交換をすることに。

トイレのリフォームの場合、以下のようなやり方があります。
①便器セットはそのままに、ウォシュレットだけ交換(便器の色とウォシュレットの色が時代の差で微妙に違ってしまう場合あり)
②便器セットとウォシュレット、床材の交換
③便器セットとウォシュレット、紙巻き器・タオル掛けなどアクセサリーの交換及び内装工事(壁・天井クロスの張替、床クッションフロアシートの張替)、場合により換気扇、照明器具の交換

今回は、できるだけ出費を抑えたいということと、壁クロスの柄が気に入っていらっしゃることから(そして張り替えるほど汚れていない)
②のコースとなりました。

スケルトンリフォームなんかと違って、トイレのリフォームは小さな空間1ヵ所だし、簡単にすぐ終わるんでしょ?
No, No, No, No, No,
なんといっても、お手洗いです!時間との勝負です。
手順としては、
朝一、水道屋さんが止水して既存便器を外して撤去します。
入れ替わりで内装屋さんが床材(おもにクッションフロアシート)を張ります。
床が仕上がったら再び水道屋さん登場、新規便器セットを取り付けます。
途中、お客様がお手洗いに行きたくなりましたら、マンション共用部のトイレか近くのコンビニに行っていただくことになります。
ご不自由な時間は短い方がいいので急なアクシデントに見舞われないことを祈りつつ工事を進めます。
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↑既存便器を外したところ。
排水の位置は変えられませんので、トイレリフォームで重要なのは事前下見の際の排水心位置のチェックです。
こちらの場合はフレキシブルに対応できる可変型の排水アジャスターが同梱されたTOTOのリモデル便器を採用。
こうした部材を使わないと、排水の位置を新しく設置する便器に合わせて変更するために床を壊して配管工事をすることになりたいへんです。たいへんということは、時間とお金がかかってしまうということです。
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↑水道屋さんとタッチ交代で内装屋さんが既存の床材を剥がしていきます。
既存はリノリウムらしき長尺シートで、経年劣化のため硬くなっており、無理に剥がすと下地の板まで痛めてしまう可能性が。
そうした場合、既存の床材を剥がさずに、上に重ねて新しい床材を張ることもあるのです。
解体現場で少なくとも一度は重ね張りされている歴史のある水廻りの床を見かけることは茶飯事です。
既存の床材の上から張れるかどうかは、出入り口ドアの見切り(画像ではピンクテープで養生されたところ。だいたいステンレスやアルミなどの金属製)とのチリ(段差)の寸法によって決まります。数ミリの厚さの床材が見切りより低くおさまれば可能です。
今回の現場は剥がすことに決めました。
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ベテラン内装屋の横出さんが硬くなったリノリウムシートをドライヤーで熱して軟らかくしながら、少しずつ切り裂いて丁寧に剥がしていきます。
下地の合板に影響が及ばないための心遣いです。
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↑さらにアースシールという速乾性のパテ材を塗って凸凹のないフラットな床面になるよう整えます。
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↑時間との勝負ですから、パテ材が早く乾くよう、ここでもドライヤーが活躍です。
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↑下地の調整が終わったら、新規クッションフロアシートを張るためのボンドを塗布していざ敷き込みです。
狭い空間で一切無駄な動きなく作業を進める横出さん。
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↑もちろん排水の部分はカットして
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↑ちなみに現場によっては巾木も交換になることもあります。樹脂製のソフト巾木の場合は床材の交換とからみますのでまずやり替えになります。こちらは木製巾木だったので、CFシートを突き付けてカッターを入れ収めました。
リノリウムを剥がすのに時間はかかりましたが床仕上げまでが午前中で終わりました。
お客様にお昼休憩をいただいて1時間ほど現場を空けます。
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↑午後いち、ふたたび水道屋の関谷さん登場。
排水心可変の排水アジャスターの取付けから作業開始。
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↑便器のタンクを付ける前にもいろいろと段取りがあります。
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↑水道屋さんがタンクを付けるときの定番のスタイル。
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↑ウォシュレット以外の便器一式が付きました!あとひといき!!
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↑完成~~!!!

設置後のチェックを数回行い、問題ないことを確認した上でお客様に取り扱い説明をいたします。
壁のリモコンは電池式のため今後交換する場面もありますから、リモコンの外し方付け方、電池の入れ替え方もしっかりお伝えします。
養生を取ったり、掃除をしたりして作業完了は2時頃(壁天井のクロス張替も入るとだいたい夕方までかかります)。
お客様もほっとひと安心、喜んでくださいました



少々細かくご説明してまいりました。
トイレリフォーム、便器の交換の流れがおわかりいただけましたでしょうか?
規模の大小にかかわらず、お客様の住空間を触らせていただき、使い勝手をよくするためのリフォーム工事は
長年やっていても緊張しますし、職人のベストパフォーマンスには何度でも感動します。

はじめて弊社にご用命くださいましたS様、お世話になりありがとうございました。
我々の仕事ぶりはいかがでしたか?
お住まいのこと、今後もお気軽にご相談くださいね。



Yuka.I










16:32 | マンションリフォーム | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

マンション共用部のお仕事

寒い日が続いたあと、ぽかぽか陽気に。
さぞ花粉も盛大に飛んでいることでしょう
私は鼻は無事ですが、目がかゆくなるので、今朝はサングラスをかけて自転車通勤しました。
花粉よけ用のものではありませんが、まぁしないよりいくらかマシかと。。。
春の紫外線も侮れませんしね

桜の開花も間近となってきました。
東京では来週末あたりが満開になりそうです。
桜は、あっという間に咲いて、あっという間に散る儚さも
美しさのうちでしょうか・・・



さて先般、地元吉祥寺の築40年超のマンションの管理組合様より、共用部のゴミ置き場のそばにあるコーナーの、テント張替工事のご依頼をいただきました。
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↑現況
ゴミ置き場は奥に開いている扉の内側ですが、手前のテント下でゴミ箱を洗ったり、
雑巾などを洗う洗濯機が置いてあったりして
お掃除をする管理員の方にとっては日々の重要なお仕事スペース。
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こちらのマンションでは昨年が大規模修繕の時期で、サッシを性能のよいものにリニューアルしたり、外壁塗装をするなど
住民の皆様の共有財産である共用部分を美しく再生されました。
それに伴い、外部のこうしたコーナーの手直しもきちんと決行。
数社のお見積の中から管理組合の協議を経て、弊社にお声掛けいただきました。

テントを外して生地を裂いてみると、内部のパイプは錆びて粉々・・・
このパイプも交換です。

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テント屋さんの手際はさすがで、サッサと作業が進みます。
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↓完成~!
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ちなみに数年前、ゴミ置き場入口のスロープも、
弊社で新しくお作りいたしました
↓Before
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↓After
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以前のスロープはなんと木製で、上にビニル素材のシートを貼って使っていらっしゃいましたので、風雨に耐えるアルミ製の頑丈なものを特注製作しました。
テント工事で伺ったときも、このスロープがしっかり鎮座しているのを見て
「よしよし、しっかり役目を果たしてくれているな・・」と送りだした我が子を見る目になってしまいました。

個人のお客様のお住まいのお手伝いをさせていただくのと同じく、
こうしたマンションの共用部のお手伝いをさせていただくことも、
お役に立てたときは喜びもひとしおです





Yuka.I




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